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SEMANGAT YANG BARU(セマンガット・ヤン・バル)展 開催中!




こんにちは! 


只今、シンガポール国立博物館地下1階では新しい特別展「SEMANGAT YANG BARU」(セマンガット・ヤン・バル)が開催中です。

シンガポール建国前後の1950年代から1970年代の黎明期に焦点をあてた展示です。 


タイトルの「SEMANGAT YANG BARU」とは、いったいどんな意味でしょう?


これはシンガポール人なら誰でも知っている、国歌 "Majulah Singapura "のサビの部分の言葉です。 

歌詞はシンガポールの国語であるマレー語で書かれています。


この展示ではSEMANGAT YANG BARUを“Forging a New Singapore Spirit”と英語で併記しています。

本来の意味は「新しいシンガポール・スピリットを求めて」というような意味ですが、この歌が作られた当時は「新しい勇気」と訳されていたそうです。この言葉に新国家建設の熱い思いが込められています。



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当時のリーダーたちの遠くを見る熱いまなざしに「新しい勇気」を感じます。


 

建国のリーダーたちは、どのような背景と価値観に基づいてシンガポールの基礎を造ったのでしょう。

 

 

それを6つのゾーンに分けて、写真、展示品、ビデオやマルチメディアを通して展示しています。

 

 

そして実在の人物や物語に由来する架空のキャラクターが、展示室の案内役として登場します。また多民族国家を象徴するように、すべてのテキストは英語、中国語、マレー語、タミル語で表記されています。「パイオニアたちの功績を一人でも多くの人に伝えたい、知ってもらいたい」という主催者の強い思いが伝わってきます。

 


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テキストは全て4か国語での表記です。





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展示はこの時代のシンガポールの指導者たちが国民とともに働く中で直面した問題や課題にそって構成されています。

悲惨な戦争の後、不安と激動の中、シンガポールがどのようにして建国されたかを理解すると同時に、パイオニア世代と呼ばれる建国世代のリーダーと国民が直面したジレンマにも焦点を当て、それを経験した人々の生の声も紹介しています。


不安と激動の中で彼らは何を考え、どのような夢を託してシンがポールを復興させたのでしょうか? 


現在のシンガポールの基礎となった当時の政策や出来事を振り返る「SEMANGAT YANG BARU」展、写真や映像、展示品を見ながらシンガポールの建国の歩みに触れてはいかがでしょうか。



日本語ガイドはありません。

なお、この特別展は今年10月29日まで開催されています。

 


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●入館料金: 大人 特別展のみ$18 常設展+特別展$27 常設展のみ$15 

      ※シンガポール国民・永住権所持者 無料

      ※シニア割引、学生割引もありますので詳しくは受付でご確認下さい。

シンガポール国立博物館  National Museum of Singapore


by jd_museumguide | 2023-05-20 09:03 | シンガポール国立博物館

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