11月よりプラナカン博物館にて月曜・土曜ガイド(第3土曜のみ)追加!特別展も開催中
2018年 10月 26日
プラナカン博物館は今年、10才のお誕生日!
2008年4月25日、アルメニアン通りの旧道南学校の建物を利用し、アジア文明博物館の姉妹博物館としてオープンしたのがはじまりです。
現在はアルメニアン通りが工事中のため、入口が少し入りにくくなっていますが、通常通り開館しておりますので、ぜひご来館ください。
さて、プラナカン博物館には毎月100名以上の日本人のお客様が来られます。お客様からは「もっとガイド日を増やして欲しい」というお声もよく耳にしてきました。
そこで、月曜10:30と第3土曜13:00の日本語ガイドを増設、2018年11月よりスタートすることが決まりました!
常設展示を中心に約1時間のご案内です。
内容は、プラナカンのルーツにはじまり、12日間にわたって行われる結婚式をご紹介。さらに、プラナカンの食文化や宗教にもふれています。
なんといっても、華やかなプラナカンビーズ刺繍や食器は、人々を惹きつけてやまない展示と言えます。
また、現在プラナカン博物館では、特別展「写真展:プラナカンの記録」(日本語ガイドは常設展のみ)が開催されています。
シンガポールに現存する一番古い写真はいつのものでしょう?
それは、フランスで発明された写真技術がシンガポールへ伝わり、1844年に撮影されたものです。
1860年代、フォートカニングヒルからシンガポールリバー周辺の景色を撮った1枚です。
ボートキー周辺には倉庫街が立ち並び、沖合に停泊する大きな船から荷物を運ぶ小さなボートが行き交っています。
現代とは全く雰囲気が違いますね。
こちらは、プラナカンにとっての一大イベント結婚式の記念写真です。
この2人いったい何歳ぐらいだと思いますか?
実はプラナカンの結婚適齢期はとっても若くて、男性(ババBaba)は16歳から18歳、女性(ニョニャNyonya)は14歳から16歳なんです。
結婚式の他にも、生活の様々な場面を切り取った貴重な写真の数々が展示されています。東南アジアでの写真文化の変遷を、プラナカンの家族写真と共にじっくりご覧ください。
1Fのイクソラルームには、この特別展にちなんで、スタジオセットとプラナカンの衣装をご用意しています。
ご来館の記念に、ババやニョニャになりきって思い出の1枚を残してみてはいかがでしょうか。
みなさまのご来館を、お待ちしております。
プラナカン博物館 39 Armenian Street, 179941
*展示期間 : 2019年2月3日まで
*開館時間 : 10:00-19:00 金曜 10:00-21:00
*入場料(シンガポール国民、PR以外):大人13ドル(通常展を含む)
日本語ガイドツアー 月〜金曜 10:30 第3土曜 13:00