アジア文明博物館 ガイドのお気に入り展示品

アジア文明博物館では、10月2日よりイスラム新展示「‘ILM: Science & Imagination in the Islamic World」がオープンしました。
お客様に新展示をご案内するための和訳やリサーチなどの準備で忙しくなる前のひととき、新たに加わった新人ガイドの歓迎会を行いました。
新人の自己紹介に続き、先輩ガイドたちが「私の好きな、お勧めのアジア文明博物館の展示品」というテーマで一人ずつ、通常1時間のハイライトガイドツアーではご案内しきれない、個性溢れる品を紹介しあいました。
今日は何点か抜粋してご紹介します。


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こちらは、中国漢時代の、蚕のオーナメント。
青銅で鋳造され鍍金(メッキ)されている珍しいものです。
養蚕と農業は中国人が文明の象徴的ルーツとみなす2大事業であり、その儀礼は皇帝直々に行われていたとのこと。
このオーナメントは「中国の文人ギャラリー」内に、文人の蒐集品のひとつとして展示されています。


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次に紹介されたのは、博物館3階「The Performance Gallery」にある、インドネシア各地の様々な打楽器合奏の総称ガムランに使われる伝統楽器。
1889年のパリ万国博覧会で演奏されたガムランの音色に強い感銘を受けたドビュッシーは、その独特の音階を研究し、結果数々の名曲が生まれたそうです。
音楽における、西と東の出会い、クロスカルチャーの話へとつながりました。


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iPad持参でのガルーダの紹介です。
博物館に数あるガルーダの中で一番のお気に入りは、現在「インド発祥の古代信仰ギャラリー」に展示されている、とても美しいテラコッタ素材のグプタ朝のもの。
羽毛のような髪、かぎ鼻、そしてコブラによって、この彫刻が半分鳥で半分人間のビシュヌ神の乗り物であるガルーダであるとわかります。

美味しく、楽しく、有意義な時間を過ごし、英気を養った私たちはさらに膨らんだそれぞれの思いを込めて、来館しくてくださったお客様にミュージアムの魅力をお届けしたいと思っています。


日本語ガイドツアー(ハイライト) 月〜金曜 10:30、第2土曜 13:30
どうぞお気軽にご参加下さい。

アジア文明博物館
1 Empress place Singapore 179555 
リンクはこちら →



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by jd_museumguide | 2017-10-10 08:58 | アジア文明博物館

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