シンガポール美術館(SAM)には別館があります。
その名も、SAM@8Q. Queens Street 8番地にあります。
現在、本館が改装工事で休館中のため、SAMの展示は全て別館で開催されています。
今月10月から新展示が3つ始まります。
日本語ガイドは実施しませんが、9月から新しい館長が就任し、新たなカラーが加わったSAMの新展示から目が離せません!
一つ目の新展示は、「Think! Contemporary Exhibition 2017」
SAMと6つの地元の小学校が提携したこの展示では、子供たちの想い想いの作品がご覧頂けます。
現代アートを通して、自分たちのアイデンティティ、国、家族、そして環境について学んだ子供たち、それぞれの作品にはどのようなメッセージが込められているのでしょうか?
二つ目の新展示は、「Human Archive Project by Nicola Anthony」
シンガポールを拠点に世界的に活躍するイギリス人女性アーティスト、ニコラ・アンソニー。
この展示では、シンガポールの社会から隔離されたコミュニティや人々のストーリーに注目し、 作品を通して、共通する人間の本質に迫ります。
三つ目の新展示は、「Yellow Ribbon Community Art Exhibition 2017」
前科者を支援する団体、イエロー・リボン・プロジェクトと提携したこの展示は、今年で8回目を迎えます。
アートとの触れ合いを社会復帰へのリハビリとして導入されたこのプロジェクト、今回のタイトルは、「より良い終わり、新たな始まりのために」アーティストから指導を受けた収容者たちが、「愛」、「希望」、「前向き」、「内省」、そして「明日」をテーマにし、それぞれの作品に思いを込めます。
<展示詳細と展示期間>
「Think! Contemporary Exhibition 2017」2017年10月6日〜10月29日
「Human Archive Project by Nicola Anthony」2017年10月6日〜10月29日
「Yellow Ribbon Community Art Exhibition 2017」2017年10月7日〜10月22日
<会場>シンガポール美術館 別館 SAM@8Q
<入場料>大人$6、シニア・学生$3、6歳以下無料
(金曜日18:00〜21:00は全ての方無料)
<開館時間>10:00〜19:00 (ただし最終入場は18:15まで)
*金曜日のみ21:00まで延長
上記の新展示の日本語ガイドは実施いたしませんので、どうぞご了承くださいませ。
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